ヨーロッパで暮らしていると気軽に国をまたいで旅行に出かけられるのが良いですよね。
イギリスはロンドンから鉄道でフランス・パリ、ベルギー・ブリュッセルなどにも数時間で行くことができますし、飛行機を使えば時期によっては往復2-3万円でヨーロッパ各国へ旅行ができてしまいます。先日はイタリアにプチ旅行に出掛けてきました!
そこで今回はイタリア旅行記第一弾として、イタリアの「花の都」フィレンツェで実際に食べて美味しかったレストラン3選をご紹介したいと思います。
フィレンツェはルネサンス芸術の宝庫、ウフィツィ美術館やディズニーシーのモデルになったポンテヴェッキオ(ヴェッキオ橋)など、街全体が「屋根のない美術館」と称されるほど美しいところです。ローマから特急で約1時間半で行けてしまうので、イタリア観光の要所ローマと合わせて観光される方も多いのではないでしょうか。
第3位:”Yellow Bar” 手打ちパスタが絶品のほっこりレストラン
フィレンツェの中心ドゥオーモの横道を入って2-3分ほど。黄色い看板が目印のその名も”Yellow Bar“。入店するとすぐ横にある自慢の生パスタを手打ちしているキッチンを覗かせてくれます。
日本人観光客の間でもよく知られているお店のようで、着席すると日本語メニューが出てきました。休暇シーズンではなかったものの日本人客も店内に2組ほど。
実際にオーダーしたのはこちら!
お手製のタリアテッレは薄くて繊細な舌触り。モチモチというよりはしっとりなめらかで軽い食感でした。シンプルでさっぱり甘いトマトソースとの相性が抜群です。
トスカーナ地方で名産の肉料理が食べたくて頼んだステーキ。赤身はジューシーかつ脂身はさっぱりとして美味しいです。普段イギリスで美味しいお肉にありつけていなかった分、感動してしまいました…。
オリーブオイルとバルサミコを自分でふりかけていただくパルミジャーノ・レッジャーノのサラダ、添えられているトマトひとつとってもイタリアの素朴な恵みの味わいが美味!気取らないお店の雰囲気や優しい店員さんにも癒されます。
お隣に座っていたイタリアの方が食べていた大きな銀の器に入ったリゾットもいつか試してみたい…。
味の大発見!はないものの定番で温かみのある料理がいただけるので、フィレンツェがはじめての方と一緒にまた訪れたい「The イタリアン」な安定感のあるお店でした。
財布に優しい度:★★★☆☆
お店の隠れ家度:★☆☆☆☆
来るよまた今度:★★★☆☆
アクセス:Via del Proconsolo, 39r, 50122 Firenze FI
第2位:”All’antico Vinaio” 地元っ子もかぶりつくやみつきパニーニ
ウフィツィ美術館からほど近く。遠くからでも店先の大行列が分かるパニーニのお店です。道の両側に同じお店が3つほどあるので、少しでも列の短いところに早速並んでみましょう。
ご覧の通り、買ったばかりのパニーニにかぶりつく沢山の人が道に溢れます。こちらはレストランではなくメインはテイクアウトのお店なのですが、記憶に残る味だったので今回この記事でご紹介します☺︎
財布に優しい度:★★★★★
お店の隠れ家度:★★☆☆☆
来るよまた今度:★★★★★
第1位:”Trattoria L’Oriuolo” 家庭的なトスカーナ料理に舌鼓
宿泊先のご機嫌なオーナーご婦人に教えていただいたお店、Trattoria L’Oriuolo。ドォーモからもほど近く、アクセスに便利。オレンジ色の暖かな照明に、初めてきた場所なのにどこか安心感を覚えてしまいます。
ただいま。
ファミリーでディナーを楽しんでいる方も沢山。地元の方に愛されている落ち着いたトラットリアです。
財布に優しい度:★★★★★
お店の隠れ家度:★★★★☆
来るよまた今度:★★★★★
…記事を書いていても味を思い出して、もうフィレンツェに戻りたくなっている自分が恐ろしいです。イタリアは建築、美術から食べ物まで素晴らしいものばかり。ごはんで失敗したくないという執念のもと、旅行前に沢山レストランを調べていきましたが、旅の途中の偶然の出会いも素敵でした。
この記事がこれからフィレンツェにご旅行される方、イタリアで行き先に迷っている方のご参考になれば幸いです。それではまた☺︎
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