【ドイツ】1泊2日でクリスマス気分!フランクフルト観光プラン

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イギリスでは10月も中旬を過ぎると、街にハロウィンにクリスマスの装飾が混ざるようになってきます。カフェの秋冬メニューを横目に、紅葉した街路樹の下を散歩しながらふと上をみると、昨日はなかったイルミネーションが飾られていることに気付いたりなんかして…そんな日には気持ちが高ぶって仕方ありません。

さらに11月からは、イギリス各地でもクリスマスマーケットが開かれます。ホリデーシーズンの高揚感に溢れるストールを眺めながら歩くだけでも楽しめてしまいますよね。

 

しかし、クリスマスマーケットの本場はなんといってもドイツ!

 

今回は、ドイツの金融と商業の中心地「フランクフルト」で過ごすクリスマスシーズンの観光プランをご紹介します。

フランクフルトは日本からドイツに入るときの玄関口ともなる都市でもあります。そのためケルンやミュンヘン、ローデンブルグへの移動の通過点として、短期で滞在する方も多いのではないでしょうか。

そこで昨年フランクフルトに滞在したときのことを思い出しながら、弾丸日程でも楽しめるクイックプランを考えてみました。

1. 冬のフランクフルト・旅の心得

まずクリスマスシーズンにドイツを観光するなら、気を付けたい3つのことはズバリ…

  1. 厚着をすること
  2. 歩きやすい靴で行くこと
  3. クリスマス当日、日曜・祝日は店が閉まるので注意すること 

 >>クリスマスマーケットは12月24日まで!<<

…ドイツの冬はとことん寒い!革の手袋、マフラー、ニット帽で完全防備するべきでした。

また、「ちょっとそこまで」のつもりではいた靴が、想像以上のでこぼこ石畳で疲労の原因に。特にクリスマスマーケットに行かれる場合は立ちっぱなしになると思うので、防寒もできる歩きやすい靴でお出かけください☺︎

さらにもう一つの失敗はドイツの「閉店法」を知らなかったこと。ドイツでは労働、宗教、小規模小売店の保護の観点から日曜・祝日はほとんどすべてのお店が閉店します。そして、クリスマーケットはほとんどがクリスマス前の12月24日まで。クリスマス当日の12月25日、翌26日はドイツの祝日となるのでお店は開いていません。

クリスマスシーズンにドイツに旅行される場合は、25日、26日は移動日にするか、ホテルでゆっくり過ごすように計画すると良いかもしれませんね。

2. 【1日目】クリスマスマーケットで夢心地の夜を

フランクフルト(マイン)中央駅に着きました。中央駅とあって、かなり大きいです。

ロンドンのセント・パンクラス駅にも雰囲気が似ていますね。

 

駅を出るとすぐロータリーと大通りがあります。その道を渡ったところにホテルエリアが広がっています。翌日また電車で移動するという方はこのあたりにホテルを予約すると便利。ただ、大通りに面したエリアのすぐ裏からは夜には治安が悪そうな雰囲気が漂います。暗くなってからの一人歩きはしないほうが良さそう…

 

余談ですが、フランクフルト駅前になんと日本の東横インができたらしく、白ご飯・お味噌汁・お漬物が出る朝食、さらにはホテル内にしゃぶしゃぶレストランもあるとのこと!特にヨーロッパからのフランクフルト旅行なら久しぶりの日本食がドイツで食べられるなんて最高なのでは!

…次は絶対泊まりたい。

名称: Toyoko Inn Frankfurt Central Station

住所: Stuttgarter Str.35 60329 Frankfurt am Main Germany

アクセス: フランクフルト(マイン)中央駅 南出口(South Exit)から徒歩2分、マインハイマー通り出口(Mannheimer St. Exit )から徒歩1分

公式HPはこちら

 

さてホテルに荷物を置いたら、早速クリスマスマーケットに繰り出しましょう!

>>レーマー広場のクリスマスマーケットへ!<<

今回の1泊2日観光ではフランクフルト(マイン)中央駅の東側に広がるエリアを中心に散策します。

1日目は下の地図のオレンジのルートを使います!

ホテルを出て、東側に歩くこと15分

ぱっと開けたエリアにどどんとそびえるビル群!そして青い光がまぶしいユーロのオブジェが目に入ります。

このあたりはフランクフルトの金融街、かつて欧州中央銀行本部があったエリア。現在は少し離れたところに移転しているので、オブジェのあるところは欧州中央銀行の旧本部になります。

オブジェの前の広場では、観光客が写真を撮ったり地元のビジネスマンがベンチで休憩したりしています。

このオブジェの前でキスしながら記念撮影しているカップルを発見。ユーロマークの前でどんな気持ちなんだろう…愛とお金、どちらも表現できる映えスポットなのかもしれません。

 

ここから10分ほど歩くと、いよいよレーマー広場です。

こちらのレーマー広場。旧市庁舎であるレーマーを中心にニコラス教会、周辺には大聖堂などフランクフルトの中世の姿を残すエリアが広がっています。

ゴシック様式の木組みの可愛らしい建物が印象的!

広場の中央には、公正を表す天秤を持った正義の女神の噴水とバロック様式のミネルバの噴水があります。人がいっぱいで、うっかり気付かず通り過ぎてしまいそうになります。

早速ストールを覗くと、飲み物や食べ物がたくさん!皆さん、立ち飲みを楽しんでいます。

ホットドック、チップス、プレッツェル、ビール!!

ホットチョコレートにスイーツまで所狭しと並んでいます。

なかでも大人気なのはホットワイン

可愛いマグに入って出てきますが、マグが不要ならお店に返しましょう。デポジット形式になっているのでマグの分を返金してもらえます!

「一杯行きましょうや」と言わんばかりのサンタがあつあつチップスを手に微笑みかけてきます。

ええ、行きましょう。デポジットで返してもらった小銭を握りしめ、いざ行列。

チップスとドイツ名産のソーセージがどどんと大盛りでやってきます。最&高!

 

クリスマス雑貨も充実しています。ライトやオーナメントもキラキラ…

はしゃいで乗り込んだメリーゴーラウンドはなんと有料。€5くらい払いました。

「おいで~」と係の人が言うのでタダかと思ったのに。おまけに乗ってるのは子どもばっかり!恥ずかしい!!

…お祭り気分で今日だけは良しとしましょう。

 

こうしてたっぷりクリスマスマーケットを楽しんだ頃には夜もとっぷり暮れているはず。

ホットワインで火照った顔を冷やしながら、今夜はホテルに帰りましょう。

 

明日もこのあたりに戻ってきて散策すれば、夜と昼のレーマー広場の別の顔を見ることができるはずです。

名称: レーマー広場 (Römerberg) 

住所: Römerberg 26, 60311 Frankfurt am Main, Germany

>>続いて【フランクフルト観光2日目】、市内をぐるっと一周します!<<

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