この記事では実体験をもとにイギリスでの家探しの心得をまとめています。特に、イギリス独特の習慣や気をつけるべきポイントを厳選しました。すでに社宅があったり、はじめはホストファミリーと過ごしたり…様々なケースがありますが、こちらは海外で一から自分で家を探す必要のある方向けの記事です。
結論からいうと3点で、
といったことがポイントになります。
1. 不動産屋に直接連絡をとることが大切なたったひとつの理由
これが最重要と言ってもいいと思います。家のオーナーと直接やり取りをするのではなく、トラブル回避のため必ず信頼できる不動産屋を介して家を探してください。
相手が信頼できそうか?レスポンスは早いか、的確か?それを見極めるためにもまずは問い合わせフォームから連絡をしてみましょう。すべてはそこからスタートです。
なぜなら、不動産屋を介さず直接オーナーとやり取りをする際は「賃貸詐欺」のリスクがあるからです。「賃貸詐欺」のよくある例では”偽オーナー”が医者や教授などの身分を名乗り、安心させた上で架空の物件を紹介してきます。やけに探している条件にドンピシャ、ホテルのように綺麗な内装、そして手頃な家賃…?なんだか話が上手く行きすぎるなと思ったら、一度立ち止まって深呼吸してください。
・・・・
かく言う私自身も、詐欺物件のメールを受け取ったことがあります。なぜ”偽オーナー”が過去の検索履歴を知っているのか、私のメールアドレスを知っているのか分からずとても不気味でした。
この手の詐欺は魅力的な物件を紹介して実際の内見は先延ばしにし、まずは「敷金礼金+家賃」などをネット経由で振り込ませて雲隠れする手口です。犯人を捕まえられることはほぼないので、もし巻き込まれれば泣き寝入りすることに。当然のようにネットバンキングが使われるFintechの国イギリス。しかし便利の裏には危険もあります。どんな局面でも足元をすくう悪い輩がいることをしっかり肝に銘じておきましょう。
これはイギリス以外の海外でも気をつけておいて損はないでしょう。海外ではじめて物件を探すときは、個人間ではなくきちんと信頼できる不動産屋を仲介することが大前提です。
…と、怖い話から始まりましたが重要なことなのであえて最初にお伝えしました。
2. 諦めないで!物件情報を日々確認するメリット
物件をネットやアプリで探しても条件になかなか当てはまるものがなく困ったな、という方も多いのではないでしょうか。ただ、意外にも物件は毎日更新されるものです。そのため日々情報収集を続けることがポイントです。
もちろん新しい物件が出ることもありますが、既存の物件の入居可能日が変更になったり、家賃の値下げがあったりします。しばらく情報を集めて、4-5件の候補に絞ったら条件に優先順位をつけてどこかで妥協も大事です。これは万国共通ですね。
3. 忘れてはいけない諸経費のあれこれ
物件を探すとき、家賃は最も重要視する条件かと思います。海外の場合は家賃に加えて諸経費がかかることも忘れてはいけないポイントです。例えばイギリスの場合、Admin fee, Depositはもちろん、Council tax, Bills, TV license, Wifiなどの固定費を頭にいれておきましょう。諸経費を含めたら、うっかり予算オーバー!とならないように気をつけてくださいね。
諸経費についての詳細は>>【はじめての】家探しワード10選でまとめていますので、気になる方はそちらも読み進めてみてください。
こちらの記事では海外家探しの第一歩を3つのポイントでまとめました。
是非ご参考に素敵な家探しをされてください☺︎
コメント