海外暮らしをしていると、日本で気軽に食べられていたものがなかなか手に入らなくなるもの。現地の食生活に慣れて新しいお気に入りを見つけることも楽しみですが、ふと恋しくなる日本の味があったりします。
イギリスでも日本メーカーのカップ麺が売られているのですが、醤油ラーメン、とんこつラーメン…と、ことごとくハズレを引いてしまった私はすっかり戦意喪失しておりました。
そんなわけでカップ麺を買うことはほとんどなくなってしまいましたが、人間恐ろしいもので懲りずに「あの味が恋しい…ひょっとすると今回はいけるかも」とローカライズ麺に手を伸ばしてしまうのです。
ちなみにイギリスはすでに肌寒いですが、夏には「冷やし中華」に挑戦したこともありました。
こちらは成功しましたが、実は裏でカップ麺では失敗を繰り返し「イギリス麺不信」になっていたのでそのリベンジ!「日清カップ焼きそば」にトライしてみたいと思います!
今回はくらげの本音レポートでお送りします!!海外スーパーの商品棚の前で買うか買わぬか…賭けに迷ったときは、以下のレビューをご参考にしていただけたらと思います。
1. イギリス版日清カップ焼きそば その名もSoba
ある日スーパーに行ったところ、商品棚にずらっと!圧倒的な存在感のNISSINに遭遇。
種類は6種類ありました。値段はひとつ£1.3、ふたつ買うと£2のセール中☺︎
- CLASSIC (クラシック)
- SUKIYAKI BEEF (すき焼きビーフ)
- YAKITORI CHICKEN (焼き鳥チキン)
- TERIYAKI (照り焼き)
- CHILI (チリ)
- PEKING DUCK (北京ダック)
クラシックは普通のソース焼きそばのようです。その他にも気になる味のオンパレード!!度重なるカップ麺の失敗のせいで心が折れていましたが「この価格なら許せる…」と思い、購入することに。
2. 気になる3種をチョイス! カップの中身大公開!
購入したのはこの3種類、計4つです。「照り焼き味」「焼き鳥味」「北京ダック味」には勇気が出ず、守りのラインナップ。
今回は「クラシック」と「すき焼きビーフ」の2種類を食べた感想をご紹介します!
【王道クラシック】中身と気になるお味は?
プラスチックのフタを取るとこんな感じ。アルミの封がしてあります。このアルミを捨てずにつけたまま、お湯を注いだら封を閉じ、3分待ちます。(このとき知らずにアルミは捨ててしまいました)
湯切りはプラスチックのフタをつけ直せば、簡単にできる仕様になっています。湯切りを全力で伝えるこのイラストがいいですね。ただカップが薄いため、湯切りのときには中身の熱さがダイレクトに手に伝わります。火傷に注意してください!
中身はこんな感じ。四角いお豆腐のようなもの(?)とキャベツのような野菜が見えます。具はたっぷり入っていそうです!
黒めのソースが別袋で入っています。
麺が戻ったら、湯切りをしてソース投入〜
・・・
そうそうコレ!まさに日本のカップ焼きそばソースの香り!香りの再現度が高すぎて、思わずにやにやしてしまいます。
辛口くらげの評価はいかに?!
後日談ですが、チリ味を試したところ個人的にはクラシックよりも美味しく感じました!ほとんどクラシックと同じ味ですが、赤パプリカのシャキシャキ食感とパンチの効いたピリ辛が絶妙!
【未知数のごちそう すき焼き】中身と気になるお味は?
クラシックと違ってなんだか具がカラフル!ビーフ、乾燥ネギ、赤い物体(?)がたっぷり入っています。ソースはクラッシックよりも茶色でとろとろした感じです。
お湯を注いで3分待ったら、湯切りをしましょう〜
ソースの色が薄い!すき焼きの割り下のような甘い香り。赤い具の正体はどうやらニンジンだったようです。ビーフもしっかり戻っていて食べ応えがありそう。
具沢山です!
お味はどうでしょう…
これは焼きそばと思って食べない方が良い。甘辛ソースが病みつきになる不思議な味!クラシックよりも具材の存在感がしっかり。たっぷりの白ネギやニンジンで「すき焼き」を表現している健気さにも感動。星4つ!
作る過程から食べるまで、はじめてのイギリスカップ焼きそばにワクワクしながら楽しめました。やっぱり日本で買うカップ焼きそばにはかないませんが、麺が食べたくなったらまたリピートしたい味でした。これにて無事、麺不信を克服!
海外でカップ麺を買うとき失敗したくなくて悩んでしまうと思いますが、今回の辛口くらげのレビューを参考にしていただけたら嬉しいです。
もし「照り焼き味」「焼き鳥味」「北京ダック味」に挑戦された方がいらっしゃれば、コメント欄、Twitterで是非感想を教えてください☺︎
それではまた!!
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