【イギリス自炊】検証・スーパーのパックごはんは美味しいのか

FOOD

日本の良いところは外で何を買ってきても美味しいところ!もはやコンビニは国宝にしても良い…

日本のスーパーでは「買って大失敗」なんてことは滅多にないはず…ですがこれって海外だと奇跡に近い!

私と夫がイギリスで過ごす中、食生活でずっとずっと…模索していたテーマが「コメ問題」でした。日本からお米を何キロも持っていくこともできないし、サ〇ウのごはんを持って行ってもすぐ尽きる…そんななかで、異国の地で簡単に調達できて味の許容もできる、そんなお米に出会うまで模索が続きました。

今回は、その模索の末にたどり着いたコメ☆ライフハックをお伝えします。

「どこで買ったらいい?」「楽してほかほかごはんを食べたい!」という方の参考になればと思います。

1. 自分でコメを炊きたいあなたへ

ほかほかごはんは元気の源!というわけで、まずはイギリス生活でも自分でお米を炊きたい、という方向けにまずは一般的なお米事情についてからお話します。

入手方法:街にあるスーパーで簡単に手に入ります。TESCO, Sainsbury’s, WAITROSEなど。パエリア用のお米やバスマティライスの売り場にひっそり「SUSHI RICE」なるものがあったらラッキー!いわゆる日本っぽい粘り気のあるお米です。ただ2合ちょっとで£3くらいはするので割高なのは間違いない…。

そんなわけで5、10キロの単位で日本のお米と近しい美味しさのものを買いたいならおススメは中華系/韓国系スーパー

ちなみに近くにあった店舗はこんな感じでした。小さなノースヨークシャーの街でしたが、大学の学生街だったこともあり、アジア系留学生相手に中華系スーパーがありました。

生鮮はあまりこちらでは買いませんでしたが、日本のものに近いお米をキロ買いするために定期的に行っていました。あとはアジア系の調味料や、乾物なども豊富でかなり助かりました!

リーズなどにもこういうスーパーが何個かありますし、大都会ロンドンにはみんな大好きジャパセンがありますもんね。私はノースヨークシャーの片田舎に住んでいましたのでジャパセンはロンドンに用事があるとき、数か月に1回の楽しみでした…。

ご参考:ロンドン ジャパンセンター

2. 楽してコメを食べたいあなたへ

イギリス生活では炊飯器(rice cooker)は買わず、お鍋でお米を炊いていました。

けど、圧倒的に面倒くさい。

特に私はイギリスで仕事を始めてからは基本的にお弁当を持参していたので、毎日炊くのが非常に面倒でした。だからといってオフィスに併設するカフェで昼食を買おうと試みるも、ぱさぱさのベーグルとパニーニしかなくあまりにしんどかったので、自分で作った好きなおかずとともに持っていくお米が癒しでもあり…この自炊問題は深刻でした。

そこで!

スーパーで出会ったのが、パックのごはん!!

これは試すまでにかなり躊躇しました。だってここはイギリス、ハズレも日常茶飯事。

なぜにこんなに怯えているかといいますと…

コメだけじゃなく麺にも幾度となく騙されてきたからです。

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とはいえ、せっかくなのでチャレンジ!その結果をお伝えします。

2-1. サ〇ウのごはん現る?! 白ご飯パックは工夫がいる…

そんなある日ASDAに行ったとき、よさげなパックごはんに出会いました。

これは期待大!!

約1膳分ずつ小分けになっていて2つ入り。なんだか優しい設計だし、目を細めるとあのレジェンド「サ〇ウのごはん」的な赤と白のカラーリング…余計に心躍りました。

試したのはVee Teeという名前のもの。

早速結論ですが、最高に美味しい…というわけではなかった…(ごめんなさい)

で、ほんの少しですが酸味がある気がしました。成分表示をみたところ、砂糖や塩、保存料が入っているよう。(こりゃ「砂糖のごはん」じゃないか…) ちなみに夫はあまり気にならないと言っていましたが。

試行錯誤の結果、これは丼ものや酢飯にすると良い!ということに気づきました。

くらげたろう
くらげたろう
酢飯は砂糖も塩もお酢も入れるもんね。逆手に取ったプレー!

日本から持ってきていたちらし寿司のもとを混ぜて、即席ちらし寿司!

こうなると、気になっていた酸味も紛れて全く問題なし。

くらげたろう
くらげたろう
イギリスのスーパーで売ってるエビやスナップエンドウ、タマゴを使えば、絶妙なちらし感が出せるよ

2-2. ベンおじさんの笑顔はホンモノか?! 未知のパックごはんにトライ

ある日、オフィスのキッチンで同僚が意気揚々とチンしていたごはん。これがベンおじさんとの出会いでした。

このパックごはんの正体は、Uncle Ben’sというメーカーのごはん。

このメーカーのMicrowave riceはかなりたくさんフレーバーがあるのが特徴。

優しくほほえむおじさん、、、吉と出るか、、それとも。

いざ、実食!

こ、こ、これは美味しい!!

具は基本的に入っていませんが、種類によっては小さなパプリカなどの野菜も入っていてスパイスが効いていて、フレーバーフル!!

でも基本的に薄味です。そして(イギリスあるあるですが)食べるときには、塩マスト。

袋のまま、上を少し手で空けて水を少し注いでからチンすると、ふんわり仕上がります!!

くらげたろう
くらげたろう
ベンおじさん…!ありがとう!

 

やっぱりスーパーで並んでいたら、ベンおじさんよりVee Teeの方が安全に見えませんか…冒険しないで白ごはん選びがちじゃないですか…。でも個人的にはUncle Ben’sシリーズが圧勝でした。余裕があればとろけるチーズダイス状にカットしたアボカドとかも乗せると最高。

私のイギリス生活を救ってくれたのは間違いなく、ベンおじさんです。

そんなわけで(個人的な)イギリスパックごはん検証の結果は…

Uncle Ben’sシリーズです!

 

やっぱりお米は日本がいちばん!

ですが、少しでもイギリスはじめ海外在住の方のヒントになれば幸いです😋

イギリスの他のパックごはん情報、欧州各地のごはん事情の口コミもお待ちしています!!

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