こちらイギリスは8月ですが安定のドン曇り。私はヨークシャー地方におりますので、気温はロンドンより低めの12-13度というなか過ごしています。寒い!
日本の8月ではとても考えられませんが…職場ではダウンを着てきている人もいます。
さてさて、今年のYouth Mobility Scheme(以下、YMS) ビザの抽選も終わり、ビザセンターでの申請を済ませた方も多いのではないでしょうか。
今回は、YMSビザ申請中の方向けに書類申請後 UKVI Contact Centreに問い合わせをした体験談をお届けしたいと思います。
ちなみに過去のブログを読んでくださった方はご存知かと思うのですが、私は書類申請で不備があり、書類再提出という「お先真っ暗状態」からビザ取得に漕ぎつけた経緯があります。
私がやっちまった書類ミスの詳細はこちらから
このミスは1000%自分の不注意によるものですが、書類の再提出を済ませた後、UK Visa and Immigration (以下、UKVI)からなかなか連絡が来なくてヤキモキしてしまい、胃の痛い日々を過ごしました。ただでさえ心配なのに、書類不備もあったので不安倍増。
そこで、UKVIのサイトからメールで問い合わせをして気持ちを紛らわせることに。
結果からお伝えすると、
(精神的に) コンタクトをして良かった
(実際に) 問い合わせの回答が来てその翌日に
YMSビザ審査通過の連絡を受けた
コンタクトから問い合わせしようか迷っている方、審査の進捗が気になっている方は、参考にしてみてください。
他の情報はいいからとにかく「メール問い合わせの結果だけ教えておくれ!」という方は下の目次から直接飛んでみてください。
それではいってみましょう!
1.「待つ」ことが前提 まず確認しておきたいYMSビザ審査の流れ
まずお伝えしたいのは、基本的には審査結果をひたすら静かに待つことが大前提ということです。ビザセンターでの申請後、コンタクトをしたところで審査が早まるわけでも、優遇されるわけでもありません。ただ、実体験を通して思うのはUKVIと連絡を取り合うことで「自分の審査が行われている」という確認は出来るため、一種の安堵感を得るのに効果があるということです。
まずは自分が今申請プロセスのなかのどの位置にいるのか把握したうえで、必要に応じてUKVIへのコンタクトをするのが良いかと思います。
詳しくは後述しますが、申請直後にコンタクトするよりは「そろそろ結果が来るはずだけど心配…」という後半の段階で問い合わせをするのがオススメです。
UKVIにメールを送る前に、まずはYMSビザ審査の流れを確認しておきましょう。
※注意: 以下は2018年第二回抽選のときのものですが、今後のYMS審査の日数を保証するものではありません。あくまでご参考としていただけますと幸いです。
1-1. 通常のケース
※ビザセンターで追加料金を払わず通常の審査日程で申請をしたときの日数です。
0日 :ビザセンター申請
5日後:UK Decision Making Centreから申請受領のメール (15労働日後を目途に審査されてパスポート返却があるとの連絡)
20日後:ビザ審査完了のメール
1-2. 書類不備による再提出のケース
※実際私がビザ審査完了メールを受け取るまでの流れです。
0日 :ビザセンター申請
5日後:UK Decision Making Centreから申請受領のメール (15労働日を目途に審査されてパスポート返却があるとの連絡)
12日後:UK Decision Making Centreから書類不備通知のメール (10労働日以内までに書類の再送付が求められる)
15日後:書類の再提出を行う
21日後:UKVIにコンタクトをする→即日回答が来る
22日後:ビザ審査完了のメール
振り返ると、書類を再提出した私も20日程度でYMSビザ取得ができたわけですが、後半は不安でもっと長い期間待っているように感じました…。
それではいよいよ、実際にUKVIに連絡をしてみた体験談をお話しします。
2.UKVIにメールでコンタクトをした結果
イギリスのお役所事ですのでメールを送ったところでどこまで情報が得られるか…正直未知数。ダメ元でしたが、書類再提出をしてからさらに1週間経ったころを見計らってコンタクトをすることに。
2-1. メールの送り方
GOV.UKの公式HPのこちらにコンタクト方法の詳細が記載されています。
Contact UK Visas and Immigration about your application
こちらからメールコンタクトの概要を抜粋すると…
By email
Email UK Visas and Immigration.
Emails enquiries cost £5.48. You will not be charged for any follow-up emails about the same enquiry. You’ll get a reply to your email within 2 days, except on Saturdays, Sundays and UK public holidays.
一番上のリンクをクリックしてコンタクトフォームに飛びます。問い合わせに必ず含める事項についても公式サイトに指定があるのでよくご確認ください。
2-2. 問い合わせは有料 でも価値あり
上記を見て「え?」と思った方もいるかと思います。そうです。問い合わせは有料なのです。2017年までは無料だったようですが、2018年から有料化されています。コンタクトフォームの記入後にオンラインでクレジットカード支払いができました。
問い合わせには£5.48
つまり
日本円で700円ほど かかります (2019年8月16日現在 £1=129.1円)
有料という部分に渋ってしまうかもしれませんが、結果、私は思い切ってUKVIに問い合わせをして良かったと思っています。
もしかすると有料だけあって問い合わせのクオリティは改善しているのかもしれません。
上記サイトにもありますが、問い合わせのオートリプライメールにも2労働日以内には回答すると明確に記載があり、実際即日回答が来ましたし、それが効いてか効かぬか分かりませんが、無事にYMSビザ審査完了のメールも受領できました。
2-3. 審査進捗の質問には答えられない…けどヒントを教えてくれる
重要なのは有料で問い合わせをしたとしても、ビザ審査の進捗状況について明確に回答を得られるわけではないということです。
しかし良かった点は、申請してすぐに問い合わせをするのではなく、ある程度審査が進んだと思われる後半の時期に連絡したことで(断定的ではないものの)ある程度確からしい審査情報を得られたことでした。
実際にUKVIから受け取ったメールを超直訳すると
- あなたの申請について「決定」がされたことを確認しました
- オンライン上や電話で、YMSビザ審査の結果について答えることはできません
- ただ、近いうちにパスポートの受け取りについて連絡がいきます
- 「ビザ申請承認」と「書類」についての通知が来るまで航空券は取らないように
という旨が書かれていました。
何だこれ!どちらとも取れるメール!「決定」って何!!!と思いましたが、英語の文面から「審査がおりたのかな」と思いました。
この回答だけで安心はできませんでしたが、その翌日(正確には数時間後)に「正式なYMSビザ審査完了メール」を受け取ることができました。
メールからも分かるように、オンラインでも電話でも直接的な審査結果を知ることはできません。しかし、すごく遠回りな表現で進捗を知ることができますし、UKVI内部で確認は取ってくれたということは明記されているので、精神安定につながりました。
後日談ですが、メール受領後の平日、仕事の外回りの合間をぬってビザセンターに駆け込んで、すぐにパスポート返却を受けてきました。入国許可書が貼られて帰ってきたパスポートを見たときやっと実感が湧いてほっとしたのを覚えています。
本当にヒヤヒヤしっぱなしでしたが、こうして私のYMSビザ取得は幕を閉じました。
めでたし、めでたし…
いかがでしたでしょうか。私は書類再提出をするというレアケースでしたが、この情報が少しでもこれからYMSビザ申請をされる方のお役に経てば幸いです。
これからもYMS情報・イギリスで体験したワークライフバランスについての情報を発信していきたいと思いますので宜しくお願いします☺︎
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