【イギリスワーホリ】YMS申請書類で必ず確認してほしい3点

VISA

毎年、2月と7月は渡英を目指す方にとって重要なタイミングですね。

今年もYMS第一回抽選結果が出たようです。当選された方、本当におめでとうございます。

これから書類申請が始まりますがミスのなきよう…どうか無事に取れますように!

2020年1月の抽選で、残念ながら落ちてしまった方もまだ諦めないでください。かくいう私も二年前、希望が薄いかもしれないと思いつつ「とりあえず応募しないことには… !」と思い切って応募して、ありがたいことに第二回抽選でYMSビザを取得した人のひとりです。

毎年1,000人が抽選で選ばれ申請資格を手に入れるこの制度。第二回抽選は約200人+第一回辞退者分の枠が対象となる狭き門でありながら、その年の最後のチャンスでもあります。

この記事では私が実際にYMSに当選してから、ビザセンター提出の申請書類を作成するまでを追いながら注意点をまとめていきます。

くらげたろう
くらげたろう
きゃりこのビザ申請は波乱すぎて気が気じゃなかったくら〜。

はじめに…私はこんな経験をしました

きゃりこのYMS事情…

① 2018年度 第二回抽選で選出

② 業者を通さず自力で申請

③ 書類不備があり、再提出を経験→結果、無事にビザ取得!!

慎重に書類作成をしたつもりでしたが、申請後まさかの【書類不備】が発覚。知らせを受けたときのことを思い出すと今でも冷や汗が出そうになりますが、そこから無事にYMSビザ取得まで漕ぎつけることができました。

この失敗談をこれから申請される方のヒントにしていただけたらという思いで、【気を付けて準備したいポイント3点】をまとめました!


1. 時系列でTo Do整理!資金証明書は○○日に注意

実際に私が受け取った当選通知メールの一部がこちらです。

YMSビザの抽選に通ったら、未来の可能性がぱっと開けた興奮と安堵感でいっぱいかと思います。しかし、ビザ申請で複雑なのはこれから。

1つ目のポイントは書類申請から入国日までのTo Do事項を正しく洗い出すことです。

入国日の仮決めから逆算して、早急にビザ申請料 / NHS(National Health Service,イギリスの国民保健サービス)料金の支払い、申請書類の提出と準備、ビザ申請日を把握しましょう。

 

まずは信頼できるサイトから、最新版の申請変更点や注意点の正しい情報を得るところからスタートです! 有名なのは以下です。

GOV.UK公式HP

ワーホリネット

特にTo Do事項の洗い出しについてはワーホリネットでよくまとまっているので参考にしてみると良いと思います。しかし、かなり複雑なので必ず自分のプランに置き換えて時系列で必要な準備とタイミングを確認するのがおすすめです。

 

そして、私が失敗したのはずばり

資金証明書の証明日の設定です。証明書「発行日」とは違います。

「証明日」とはどの時点での銀行口座残高を記載するかというもの。銀行に作成をお願いするときに指定できるものです。2018年時点では「証明日」が申請書提出(ビザセンター来館)の1ヵ月以内となるようにと指示されていました。

私の場合はこれが「発行日」から1か月以内の資金証明書類になってしまっており、申請後再提出となってしまったのです。

書類提出後に、The UK Decision Making Centreから実際に受け取った恐怖のメールがこちらです。

血の気が引きました…

このときの書類は「発行日」から1か月以内のものでしたが、残高「証明日」が1か月以上前になってしまっていました…発行日さえ1ヶ月以内ならばいいと勘違いをしていたわけです。

さらにいうと後日冷静になって考えたのですが、私はビザセンター来訪日に余裕を持って残高証明を準備していたことがかえって仇となり、もし最初から「証明日」が1ヶ月以内になるようにしていたとしてもUK Decision Making Centreの審査中に「証明日から1ヶ月」が過ぎてしまう計算でした。どちらにせよリスクがありすぎたというわけ。

YMSビザ申請は抜け漏れ、不備があると取得ができない可能性が高いといわれています。細心の注意を払ったにも関わらずこんな失敗が起きてしまい当時は本当に絶望しましたが、このあと再提出した書類が無事に受理されて今に至ります。

ここからいえる資金証明書の教訓は、

  1. 「証明日」が書類申請日の1か月以内となるように。
  2. 審査中に有効期限が切れないように出来るだけビザセンター来訪日に近いタイミングで資金証明書の準備することです。

書類はすべて早めに揃えてしまいたい!思うところですが、時系列で整理したTo Doと期限指定に十分気を付けて、適切なタイミングで書類準備を進めてください。

続いて2点目も【資金証明】についての注意点です。

2. 資金証明の銀行・書式・記載事項の注意点

2点目も資金証明書(英文)に関する経験談です。

ポイントは資金証明書に銀行ロゴ、担当者のサイン、ポンドでの残高表記を忘れずに記載してもらう点です。銀行に依頼する際は、この旨を必ず伝えましょう。

上記の指定を満たすのは【新生銀行】【ソニー銀行】です。

しかし私の場合、事情があって【みずほ銀行】で資金証明書作成をお願いしました。結果、上記の指定のうち銀行のロゴ以外はすべて含まれている証明書を作ることができ、自己責任でそのまま申請をしました。(みずほ銀行残高証明書発行)

※こちらのサイトを見てもわかるようにみずほ銀行では「証明日」と「発行日」を同日にはできませんが、前述の注意点でお伝えした通り、それぞれ出来るだけ最新の日付で書類を準備してください。

これから書類準備される方は、通常通り【新生銀行】【ソニー銀行】での資金証明書作成を検討してください。

しかし直近のYMSビザ申請で上記の2銀行以外でも受理されたか?という情報は、当時私もかなり気にしていましたのでご参考になればと思います。

最後のポイントは【渡航歴の書き方】の注意点です!

3. 渡航歴の書き方の注意点

2019年度からオンラインでの申請書作成に「Visa 4 UK」が使えなくなり「New Service(Apply for a work visa: Tier5) 」というオンラインシステムでの作成が必須となりました。

新システムでの詳しい手順はワーホリネットの記事を参照してください。

このシステム上では有色人種国の渡航歴は過去10年間すべて入力が必要です。

オンライン申請は30個分の枠しかなく、10年間でそれ以上の国を訪れている場合は自分でWord等でSupporting Documentを作成してサインの上、申請書と一緒に持参する必要があります。

もうひとつポイントなのは渡航歴を新しい順に記載するという点です。実は私はこれを逆に過去から記載してしまい申請後に気づいたのですが、こちらも無事に受理されました。

しかし万一のことを考えて、指定通りに新しい順から書くようにしたほうが安心です。

ただでさえ不安だらけのプロセスですので、余計な心配になるようなことは経験上避けたほうが無難です。

 

さていかがでしたでしょうか。

毎年、申請手順や方法は変更点も多くありますので、最新情報は必ず別途調べてくださいね

ひやっとする体験談も交えてお伝えしましたが、是非これから申請される方はこれを反面教師に慎重に書類作成を進めてください。

他にも書類作成の注意点や「こんな体験をした!」という情報があれば下のコメント欄で共有いただけると嬉しいです。

 

次回は「書類申請後からVignette(入国許可書)受領までの裏話」や「National Insurance Number取得の苦労話」などを、順次お届けしたいと思います☺︎

 

 

コメント

  1. mari より:

    はじめまして。ブログ参考にさせていただいております。
    昨日ビザセンターで申請をしたのですが書類に不備(必要書類を提出していない)を見つけました。。
    私は31歳の誕生日をあと一週間に迎える関係で猶予がないので、もし必要ならできるだけ早く再提出したいのですが、書類不備の連絡は申請した日から何日後にきましたか?
    現在センターに問い合わせしたんですが連絡がないため待っているところです。

    • きゃりこ より:

      こんにちは。コメントいただき有難うございます。

      当時のメールをさかのぼってみたところ、9月11日にビザセンターで申請をして9月23日に書類不備通知の連絡を受けていました。なので2週間弱ですね。
      再提出書類はスキャンして10労働日以内に指定の宛先に再度送るようにという指示でした。

      ご参考になりますと幸いです。どうか無事にビザとれますように…。

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