【体験談】イギリスの郵便トラブルとその対処法まとめ

暮らしのお知恵

イギリスの郵便配達は、とにかく荒い。

日本のような丁寧な手渡し、不在のときには再配達、時間指定の集荷…なんて期待はできません。そんなイギリスでもトラブルを上手く対処しながら、安心して宅配ライフを楽しみたいものです。

 

そこで今回は【最近イギリスに住み始めたという方向け】に郵便・宅配トラブルの実例とその簡単な対処ポイントをお伝えします。

「荷物が届かない、どうしよう!」と慌てる前に、確認できることがいくつかあるので参考にしてみてください。それでは早速いってみましょう~

 ケース1. 荷物・手紙が届かない

イギリス宅配トラブルで一番多いのはこのケースではないでしょうか。

考えられる主な原因は以下です。

不在にしていた場合
→ 1.1 隣人に預けられている
→ 1.2 郵便局で「受け取り待ち」になっている在宅だった場合
→ 1.3 郵便受けで埋もれている
→ 1.4 配達不備
体験談とともに詳しく見ていきましょう☺︎

ケース1-1. 隣人に預けられている

日本ではありえないパターンですよね。しかしイギリスではもし配達員が来た際、自分が不在だった場合は隣の住人に荷物を預けられてしまうことが多々あります。
いくら荷物がプライベートのものであろうとお構いなしです。重要書類や本人への直接受け渡し指定になっていない限りは、再配達を避けるためにこのような方法を取られてしまいます。
隣人に預ける場合は、その旨を【不在表】に書いて残してくれることもありますがこの不在表すら行方不明になってしまうこともあります。(集合住宅の郵便受けにさっと入れられてしまっている場合など)
また、逆に近所の人が不在の場合は「荷物を預かってほしい」と配達員に頼まれることもあります。以前、私も心当たりのないご近所さんの小包を預かってほしいと言われ、1年弱ほど経っても引き取りに来ないのでさすがに怖くて開けてみたら、猫用のおもちゃが入っていました…ずっと大事に玄関先に猫じゃらし置いてた…
そんなわけで、荷物が届かない場合は
・まず不在表の確認
・お隣さん、ご近所さんに荷物がないか確認 という方法をとってみてください。
こうしたことを気楽に確認しあえるご近所付き合いも大切ですね。

ケース1-2. 郵便局で「受け取り待ち」になっている

不在だった場合のもうひとつのケースは、近くの郵便局または集荷センターに戻されてしまっているという場合です。イギリスに来て最初に受け取りが必要な【BRPカード】も郵便局で直接受け取る形式でした☺︎
くらげたろう
くらげたろう
郵便局留まりの場合も【不在表】に書いてあるよ!
こうなるとちょっと面倒ですが、自分で受け取りに行かないといけなくなります。
その場合はパスポート、BRPカードなど本人証明ができるIDを忘れずに持参してください!
時々、本当にそのアドレスに住んでいるか確認されることもあるので水道料金や電気代の請求書も一緒に持参したこともありました。

ケース1-3. 郵便受けで埋もれている

学生寮や集合住宅のアパートで多いケースです。部屋ごとの郵便受けではなく、建物の棟でひとつのものを使っている場合は要注意!

過去に実際、City Council Taxの書類やMonzoなどの銀行カードなども共同の郵便受けに入れられてしまい、届いたことに気付くまで時間がかかってしまいました。

昔住んでいた住人が住所変更をしておらず、Bootsのキャンペーンなどの雑多なものもどんどんたまってしまう状況なら、大家さんに相談するなどしてもいいと思います。

大事な書類が届かない!という場合は落ち着いて郵便受けを確認してみるのも大事です。

ケース1-4. 配達不備

上の3つのどのケースにも当てはまらないという場合は、そもそも配送の住所、名前が間違っていたり配送プロセスで手違いがあったりする場合が多いです。

疑わしい場合は、思い切って送り主にコンタクトしてみてください。

私もこれまで

・National Insurance (NI) Numberの通知書

・Wi-Fiルーター(SSE)   

が送り主側のミスで届かなかったことがあります。

くらげたろう
くらげたろう
重要なものばっかり…つら

そのときの体験談は、こちらの記事にまとめています。

【Wi-Fi】イギリス・インターネット契約のすべて (SSE編)
自分でブロードバンド契約をするときのプロバイダ選択から、Wi-Fiルーター設置の流れ、支払いまでをまとめました。イギリスならではの配送トラブルまで実体験からありのままにすべてをご紹介します。

結局、SSEのルーターは丸々同じものを無料で送りなおしてくれてめでたし。

おかしいなと思って身の回りの確認が済んだら、送り主にも確認してもらうようにしましょう。

ケース2. 荷物・手紙が受け取れない

先日オンラインで友人用にギフトカードを注文しました。

ところが、間違ってReceiverの欄に自分の名前ではなく友人の名前を記入してしまったのです。自分…ばかやろう!だってギフトカード本体に印刷される名前か、届け先の名前を書けばいいのか紛らわしかったんだもん…

こんな感じで友人の名前で不在表が入っていたので、とりあえずIDを持参して近くの集荷センターへ。

いつもゆるゆるのRoyal Mailなので…大丈夫かなと思っていたのですが結果は【受け取り不可】

名前と住所が一致していないということで、センターまで行ったのに受け取れないと言われてしまい…。私の名前で住所も入っている請求書類をエビデンスとして持ち込みましたが、ごとごとくダメ。こういうときは融通効かないんだから、ひどいなー。

結論、

Royal Mailでは受け取り不可の一点張りでどうにもならず、ギフトカード購入元のJohn Lewis & Waitroseカスタマーセンターに問い合わせました。

そして!ダメ元だったのですが、無事集荷センターでスタックしている分をキャンセルしてもらい…追加で£7.5の送料を払うだけで、再度同じものを発送してもらうことができました!!!!!!(奇跡)

教訓としては

・オンラインで買ったバウチャーやギフトカードの受け取りには本人確認が必要→配送先情報に十分注意する。

・Royal Mailは本人確認が厳しい。どうしても困ったら購入元に相談する。

ということかなと思います。

 

ご参考になりましたでしょうか☺︎

 

実は今も、イギリスから日本に送る段ボールの集荷を待っているんですが…来ません。

悶々としながら1日が終わろうとしています。これだからな、イギリスは…

またいつか【イギリス→日本】への郵便宅配事情についても記事にしたいと思います。

 

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